安全性・施工性を重視した耐震天井下地。
2011年3月11日に発生した東日本大震災をはじめ、それ以後に起きている大きい余震など、地殻変動の影響による地震が活発化しています。もとより日本は地震多発地域にあるため、今後も大きな地震が起こることが想定されます。
弊社は、金属製下地部材に関して、安全性・施工性を重視した「耐震天井D仕様」を生産・販売・施工しています。
クリップの強度向上
●板厚(t=2)が厚い部品でしっかりと野縁にかん合させてあります。
●2つのピース(t=2)を用いてチャンネルの上側から野縁にかん合させ、非常に外れにくくなっています。
●2つのピースの緊結も、ボルト・ナット・スプリングワッシャーを用いて、しっかりと固定しております。
ハンガの強度向上
●ハンガはボルト・ナット・スプリングワッシャーを用いて確実に野縁受をホールドします。
●ブレースは野縁受のレベル位置で取るようにしてありますので、ハンガに変な曲げ荷重がかかりません。
●適宜、ねじ止めを行い、より確実性が向上しています。
野縁補強ピースの使用
●斜めブレースの取付く位置のそばに、野縁補強ピースを取付けることで、野縁受け・野縁がしっかりと保持されます。
接合部の信頼性
●接合部などについては、ねじ止めまたはボルト・ナット・スプリングワッシャー締めを行うようにして、その信頼性を高めております。
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野縁受方向
野縁方向