日本建工は、資材の製造や、技術開発においても高い評価をいただいています。
資材の製造は、関連会社の日建製造鰍ェ受け持ち、つねにクオリテイーの高い製品をお届けしています。

官公庁・地方自治体・設計事務所からは、圧倒的多数の指定をいただいています。

主要製品には、金属製天井下地材「ケニー」金属製間仕切下地材「ナイキ」、 などがあります。

現在は、増加する受注に対応して、よりフレキシブルな体制での製造を目指し、
製造ラインの全自動化に取り組んでいます。

将来的には“在庫なし”の供給体制を確立していく構想です。

現場からの発想が、新製品・新工法の開発に

新しい技術開発は、現場からの要望や意見にもとづいて行われます。

つまり、現場からの発想です。
開発に当たっては、それぞれのテーマごとに
担当者が選ばれ、一人一人の自由な発想が尊重されます。

研究や各種試験に対しても、積極的に予算ワクを確保し、開発をバックアップ。

その成果として、現在保有するパテント数は登録済142件、出願中75件におよんでいます。

乾式ビスどめ天井工法のパテントを無償公開

昭和31年(1956年)には、「乾式ビスどめ天井工法」の基本パテントを無償公開し、
今日における鋼製下地天井の普及に、大きく貢献しました。

この工法は、昭和54年(1979年)に JIS A 6517 の
天井下地(野縁受けに内曲がりの野縁をクリップで直交固定させる工法)として制定されています。

超高層ビル・インテリジェントビルなど、急速にテクノロジーの革新がすすむビル施工においては、
軽量で耐火・耐震性に優れ、美粧で長時間の空調による歪みのでない仕上がり、
工期の短縮化といった点で、なくてはならない工法となっています。